ナガサキから72年の時を経て、学習しない未成熟な人類が無謀な発言を繰り返している

8月9日 

午前11時2分

異様な閃光が走り、爆風が大気を裂き、ごう音、衝撃波、熱線が照射した。

長崎の上空、高度9600メートルから投下されたのはプルトニウム爆弾だった。

第一目標都市は小倉だったが雲に覆われていた為、目標都市を長崎に変更したのだが、長崎も雲に覆われていた。燃料が欠乏し、沖縄基地までがやっとの状態で航路上、1回の投下だけが残っていた。

そのとき雲の切れ間から市街の一部がわずかに見えたのだ。爆弾の投下は目視爆撃で行えと重要命令が示されていた。そこで、ここが急遽投弾目標となり、投下された。

爆発は、当初の目標地帯からおよそ5~600メートル北方にそれ、松山町171番地のテニスコートの上空で起こった。(通称爆心地公園の上空)  


火球と熱線

強烈な閃光。激しい爆風圧による衝撃。あたりが暗くてよく見えなかった。時間が経過するにつれ、少しづつ見えてくるようになった。周囲を見渡し、現状に唖然とするだけだった。

長崎は地獄と化していた。

黒い灰が砂埃となって吹き上げ、黒い雨が降った。

死者 73,884人

重軽傷者 74,909人

合計 148,793人 


ナガサキから72年の時を経て、学習しない未成熟な人類が無謀な発言を繰り返している。


9日朝、北朝鮮がアメリカを威嚇した

北朝鮮はアメリカ軍の基地があるグアム周辺を弾道ミサイルで攻撃する作戦計画を慎重に検討しているとアメリカを威嚇した。  

グアムの基地から飛行したアメリカ軍の戦略爆撃機が朝鮮半島で訓練を行ったことなどに反発し、「新型の中距離弾道ミサイル・火星12型でグアム周辺を包囲射撃する作戦計画を慎重に検討している」と表明した。  

「金正恩委員長が決断を下せば任意の時に同時多発的に連発される」と威嚇した上で、アメリカに対し「このようなやむを得ない選択をさせないよう、無分別な軍事的挑発をただちにやめなければならない」と述べている。  

具体的な発射計画にまで踏み込んで言及するのは異例で、挑発行為を続ける北朝鮮に武力行使も辞さない姿勢を示したアメリカを強くけん制する狙いがある。  

グアムからはアメリカのB1戦略爆撃機が先月から相次いで朝鮮半島に飛来していて、8日も朝鮮半島や東シナ海の上空などで日本・韓国と共同で訓練を行っている。


アメリカの反応

アメリカのトランプ大統領は8日、核とミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、「世界がかつて見たことのない軍事力を目の当たりにするだろう」と激しい言葉で警告した。  

「北朝鮮はアメリカにこれ以上の脅しをしない方が賢明だ。世界がかつて見たことがないような砲火と激しい怒り、つまり軍事力を目の当たりにするだろう」―

トランプ大統領はこのように述べ、北朝鮮が新たなICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射実験や核実験を行った場合は武力行使も辞さないと激しく警告した。  

一方、アメリカの新聞・ワシントンポストは情報機関の分析として、北朝鮮が弾道ミサイルに搭載可能となる核弾頭の小型化に成功したと伝えた。

「北朝鮮が本格的な核保有国になるための重要な通過点をこえた」と分析している。


今度は「突然の先制攻撃」を仕掛けるとアメリカを威嚇した

北朝鮮 朴永植(パク・ヨンシク)人民武力部長は、

もし敵が北朝鮮の戦略的な地位を考慮せずにその存在のために危険が伴う先制核攻撃の理論に依存し続けるならば、我が国の不敗の革命軍は何らかの警告をすることなくアメリカ帝国の心臓部にもっとも包括的な先制核打撃を加え、世界でアメリカと呼ばれる領土の痕跡がなくなり、祖国の歴史的合併という問題を終了することになる。と述べた。

朴部長は、北朝鮮の軍事力の拡大を恐れるアメリカが北朝鮮政府に先制核攻撃を仕掛けることを計画しているとも主張した。 

北朝鮮とアメリカの間には平和条約が調印されておらず、停戦合意はアメリカと韓国の軍事準備によって無効となったため、公式には戦争状態にある。  

北朝鮮人は、64年前に終わった朝鮮戦争でアメリカに勝利したと認めており、停戦が確保された7月27日を「平和の日」として祝福している。


人類は学ばないのか

サテライトライフ

ニュース・エンタメ情報など 気になることをお届けする サテライトライフ

0コメント

  • 1000 / 1000